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  • 弧柳のこだわり

    大阪の食文化の発展と共に

    江戸時代より全国から特産物が集まり、市場が栄え商業が発展し、食の情報の発信地となった大阪は、やがて【天下の台所】と呼ばれるようになりました。

    大和川の流れる肥沃な河内平野は【菜庭(なにわ)】と呼ばれ、上質な野菜が多く栽培されました。
    流れが速く、餌が豊富で多種多様な魚が生息する大阪湾は【魚庭(なにわ)】と呼ばれておりました。

    このように全国の食の拠点となり良質で豊かな食材に恵まれた大阪では独自の食文化が発展し大阪料理が確立されてきました。

    京の持ち味、浪速の喰い味 そして弧柳のエッセンス

    京都が食材の味を引き立てる淡口とするなら、大阪は食材が本来持っている特有の味を生かしながらも、更に奥行きのある深味を昆布や他の食材で補い、“まったり”とした味わいに仕上げる“喰い味”を大切にする味付けを好む。

    弧柳ではこのようなことを踏まえた上で、自分なりの柔軟なエッセンスを加えた独自の大阪料理を表現していきたいと考えております。

    LUNCH

    土曜・祝日のみ 12時~(一斉スタート)

    DINNER

    • 月曜から土曜・祝日
    • 午後6時~ / 午後9時~
    • (2部制一斉スタート)

    毎週日曜定休

    弧柳にお越しいただいた瞬間から 料理は始まっております

    調理して器に盛られただけでは完結いたしません。空間すべてを感じ、味わっていただいて、心も体も満たされてお帰りになられてこそ “料理” だと存じております。

    料理とは料(はかり)、理(おさめる)こと。
    ー 彩り・音・香り・味・食感 ー

    弧柳のすべてを五感に感じていただきたい。
    心を尽くしてお客様の五感を満たすのが料理人であり、おもてなしであると存じております。

    選び抜いた季節の食材の新鮮さ、炎の輝き、煮炊きの音、炭火の香りなどを目の前で感じとっていただき、四季折々がある素晴らしい日本の食材を存分に生かす調理法で心も体も全て満たされるような一皿をお作りしたいと存じます。その一皿を最高のタイミングでお出しするために、お料理は一斉スタートとさせていただいおります。

    弧を描いて撓る柳のように…

    柳の根のようなしっかりとした‘‘基礎‘‘としだれ柳の枝のような、

    柔軟に揺れる‘‘発想‘‘の日本料理を基礎とした大阪料理にて

    お客様に楽しい時間を過ごしていただくきっかけになればと…

    日々想い、お待ちしております。

    店主

    弧柳 店主 松尾 慎太郎

    1975年 大阪府吹田市生まれ。

    幼少の頃から料理を作るのが好きで、何より家族や知人に食べてもらい喜んでもらえるのが1番好きだった。

    高校を卒業後、大阪阿倍野【辻調理師専門学校】に通い、ある日進路指導室の資料を見ていて一瞬で惹かれた

    ‘‘ワタリガニの豌豆ソース’’

    この料理に惹かれ「この料理を作りたい…」という思い一心で、大阪市ミナミ法善寺横丁の【浪速割烹 㐂川(キガワ)】の門を叩く。

    12年の修行の後、【心斎橋のKitchen和(ニコ)】にて接客の楽しさを学び、北新地で35年以上の老舗【仏蘭西懐石 星家(ホシヤ)】にて北新地の空気感とこの場所での商売の難しさを学ぶ。

    北新地にて40年以上バーテンダーをしていた父親の背中を見て育ち、北新地で33歳の時に独立開業・2021年に移転、現在に至る。

    お土産

    自家製鯛味噌

    3,850円(税込)

    山椒昆布佃煮

    3,300円(税込)

    泉州ごより大豆

    3,000円(税込)